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1人の成長がチームを変える

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7月13日からの3日間、U-12は霧島市長杯に参加しました。


テーマは
運動量UPとボール支配率UP!
ハードワークで相手にゲームを作らせる機会を絶つ。
ボール支配率を高める事で、得点チャンスを増やし、失点のリスクを減らす。
35度を超える炎天下の中、選手達なりに意識的に動いていた。
個々人で見れば70点。「チーム」という視点では30点。
力のかけどころ、がんばりどころの認識がチームとしてずれている。
攻守にわたり「今」という瞬間、時間がある。そのときにがんばれるかなのだが・・・・
8人の中で、誰かがサボっている
いや、サボってはいないのだろうが、的がずれている。
結果、チャンスに決めきれず、カウンターから失点。
その失点を取り戻す為、違う意味でのハードワークが始まり、ファールからフリーキック。
また失点。全てが後手になってしまう。
ボール支配率においても、無くさない為、最低限やらなければいけない事がある。
「周りのサポート」
「相手のプレスをかわせる技術」
「正確につなぐパスの精度」
「パスを正確にコントロール」
その視点で振り返ると・・・
サポートするタイミングが悪い
かわすべきか、ダイレクトではたくべきかドリブルで切り裂くべきか・・・・
判断が悪い?遅い?
仮にかわしても、正確につなげない(インサイドキックの精度・トラップの制度)
などなどなかなか思うようにいかない・・・・・
82チーム中25位
トレセン活動による不在や怪我人を考慮しても、正直今のウイングスの実力。
選手、スタッフ共に越えなければいけない試練だと思う。
昨年のチームも全日から学童にかけて苦しんだ。
過去のチームも満足いく結果ではなかったが、試練は超えて卒業していった。
今年のチームは精神的に少し幼い。
ゲーム待ち時間や、バスの中での会話
耳を澄まして聴いていると
勝っても、負けても、プレーの反省やチーム作りの会話はほとんど聞こえてこない。
サッカーとは全く関係ない遊びの話がほとんど。
それが悪いとは言わないが、サッカーをやる為にクラブチームにはいったのだから
せめてその時間はサッカーに没頭してほしい。
昨年のメンバーに西原大地という選手がいた。
バスの中では常に監督とコーチの近くに座り、サッカーに対する自分の思いを熱く語っていた。
今日のゲームの分析から、チャンピオンズリーグ、プレミアリーグの話まで・・・・・
小学校6年生にしてちょっとしたサッカー評論家だった。
スタッフとして聞いていても、なるほどと思う話も多々あった。
大地の場合、ちょっとマニアックだったが・・・・・?
成長には個人差があり、各学年を一概に比較はできないが、
子供らしさも残しつつも、精神的に早く大人になってほしい。
1人が変われば、チームは良い意味でも悪い意味でも連鎖する。
良い刺激をあたえてくれる個が1人でも多く出てくる事を期待しよう。
この夏での成長を願っています。

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